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シンパパの献身が愛おしい『パパのお弁当は世界一』【映画感想】

映画「パパのお弁当は世界一」の告知ビジュアル【映画レビュー】

【あらすじ】Twitterで35万人が涙した感動の実話『パパのお弁当は世界一』

高校3年間、娘のために不慣れなお弁当作りを毎日続けたシングルファザーと、そのお弁当を毎日食べた娘の、実話に基づくストーリー。

不慣れな料理はまさに男飯。見た目は女子高生に似合わず全体的に茶色。黒焦げの卵焼き、味のしない野菜など失敗続きのお弁当に、娘は不満をチクチクいいながらも、残さず食べる毎日。

青春まっさかりの娘の恋も、パパが作ったお弁当が架け橋となったり、衝突のもととなったり、支えとなったり…

そして高校生活最後のお弁当には父親からの「高校に入って初めてのお弁当」の写真と手書きの手紙が添えられていた。

実際の一般の親子によるこのお話はTwitterで瞬く間に広がりました。

てぃーこ

お弁当ね〜、中学高校を思い出すなあ

えむ

私の最愛シンパパも子供たちにお弁当作ってるみたい

(はじめましての方、こんにちは。最愛シンパパと恋愛中のえむと申します)

【感想】なんの変哲もない「当たり前の日常」なのに、泣けた

頬杖をついて窓の外をぼーっと見つめる女子高生の写真

思春期だからこそのぎこちなさと、いつもそばにあるお弁当

不慣れなお弁当作りを毎朝毎朝続けてくれる父親に対して、「いらない」と言ってみたり、理不尽なおかずのオーダーを言ってみたりしても、それでもなお、自分のために一生懸命尽くしてくれる父。

家族だから、失礼なことをしちゃうときもある。ましてや思春期。

それでも家族だから、父は娘を問い詰めることなく見守って、毎日ただそばにいて、愛情いっぱい込めたごはんを用意しておく。安心を感じられるように。

てぃーこ

当たり前の日常ほど、尊いものはないね

えむ

私も学生時代振り返ると、8年間毎日母がお弁当を作ってくれました。当たり前だと思って、ちゃんとお礼伝えられてなかったな…

お弁当は日本人の「愛の言葉」

お弁当の写真

「愛してる」とド直球な言葉で愛情を表現しない日本人にとって、お弁当は親子やカップルのコミュニケーションツールのひとつなのかもしれません。

毎日お弁当を開くときに、自分のために愛情込めて作ってくれたその人の愛を感じ、残さず食べてくれたカラのお弁当箱を受け取って、食べてくれた人からの愛のお返しを受ける。

「美味しかったよ」の何気ない一言が何にも代えがたいギフトになるんですよね。

てぃーこ

手作りのお弁当は、ただのご飯じゃなくて、愛情のラリーなんだね

一流料理人があなたの劇的な料理上達にコミット!【RIZAP COOK】

【必見】実際のお弁当の記録写真

お弁当

※画像はイメージです

前半のシーンで「謎の物体…」と言ってた同級生の反応がリアルで笑えたのですが、お弁当を作り始めた当初の「パパのお弁当」は茶色いおかずで溢れた、まさに「男飯」でした。

しかし、最後の日のお弁当は、その写真を見ただけで、また追い討ちをかけるように感極まってしまいました。

シングルファザーでただでさえ忙しいパパ。

そのパパが3年かけて、どれほどの努力を注いできたか、その苦労がわかるから。その成長に、愛を感じるから。

えむ

パパと娘のお弁当を通したコミュニケーションは、思った以上に素敵だったよ

\ こちらで見れます /


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