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映画ステップ【相関図ネタバレ感想】キャスト山田孝之:死別シンパパと家族のあり方

映画ステップ告知ビジュアル

もう、ダメかもしれない………

映画『ステップ』予告編より

えむ

男手ひとつで育てると覚悟を決めたシンパパだけど、男の意地と多忙な毎日のはざまで、張り裂けそうになることって、きっとあるよね

てぃーこ

家族との向き合い方は永遠の課題かも

えむ

シンパパ彼女の課題でもある「亡き元嫁という存在」をどのように受け止めればいいか悩んでいる人にも、この映画は助けになると思うよ

はじめましての方、こんにちは。最愛シンパパと恋愛中のえむと申します。プロフィールはこちら

【あらすじ】映画『ステップ』

妻に先立たれてから1年。娘の美紀と再出発を決意した健一。“なんにも思い通りにならない”―――

健一はカレンダーに“再出発”と書き込んだ。始まったのは、2歳半になる娘・美紀の子育てと仕事の両立の生活だ。
結婚3年目、30歳という若さで妻を亡くした健一はトップセールスマンのプライドも捨て、時短勤務が許される部署へ異動。何もかも予定外の、うまくいかないことだらけの毎日に揉まれていた。そんな姿を見て、義理の父母が娘を引き取ろうかと提案してくれたが、男手一つで育てることを決める。妻と夢見た幸せな家庭を、きっと天国から見ていてくれる彼女と一緒に作っていきたいと心に誓い、前に進み始めるのだ。

保育園から小学校卒業までの10年間―――。子供の成長に、妻と死別してからの時間を噛みしめる健一。そんな時、誰よりも健一と美紀を見守り続けてくれていた義父が倒れたと連絡を受ける。誰もが「こんなはずじゃなかったのに」と思って生きてきた。いろんな経験をして、いろんな人に出会って、少しずつ一歩一歩前へと踏み出してきた。健一は成長を振り返りながら、美紀とともに義父の元に向かう。
そこには、妻が残してくれた「大切な絆」があった―――。

映画『ステップ』公式サイト

【相関図】死別シンパパと娘を見守る家族・まわりのサポート

【かんたん図解】家族構成

映画『ステップ』家族構成

【相関図】登場人物

映画『ステップ』家族構成と主要人物相関図
  • シンパパ:山田孝之
  • 娘:田中里念(9〜12歳)、白鳥玉季(6〜8歳)、中野翠咲(2歳)
  • 亡き母:川栄李奈
  • 義父:國村隼
  • 義母:余貴美子
  • 義兄:角田晃広(不妊治療中)
  • 義兄の妻:片岡礼子(不妊治療中)
  • 保育士:伊藤沙莉
  • カフェ店員:川栄李奈
  • 同僚:広末涼子

サポートしてくれるまわりの人々にも、育ってきた環境の中で寂しさや悔しさを感じた経験があって、シンパパの辛さを理解してくれます。

サポートしてくれる周囲に感謝、そして自己嫌悪の死別シンパパ

会社で頼まれた緊急の雑務を肩代わりしてもらったのだが…

保育園へのお迎えがあり、時間がない。
どうしよう…と思っていた時に同僚が「大丈夫、やっとく」と言ってくれ助かったものの、申し訳なさと自己嫌悪がつのってしまいます。

時間を言い訳にして娘の寂しさに気づいてやれてなかった…

保育園につくと娘は最後の一人で、先生はおもむろに話し始めました。

両親が家にいる子にとっては、保育園は「友達と遊ぶ場所」、甘えるのは家でできることと割り切ることができる。でも…

シンパパである自分は時間に追われ、娘を家でゆっくり甘えさせてあげられてないということに気づかされ、また不甲斐なさを感じてしまいます。

それでも……

ギブアップしたくないんです。男手ひとつの子育てに。

映画『ステップ』予告編より

えむ

仕事に子育てにと頑張ってるシンパパたちを見てると、本当に凄まじいほどの男のプライド感じる時があるよね

てぃーこ

自己嫌悪になる必要ないと思うんだけどなー

死別シンパパの理解されない辛さ

まわりの人々は様々な形で思い思いにサポートしてくれ、それはありがたいのですが、でも「何か違う」と思ってしまうことも…

学校でママの話をしたら、嘘をついてると担任から呼び出し

父子家庭は少数だからこそ、経験値不足で周囲の理解が得られない。そんなことを象徴するエピソードも。
それは小学生になった娘がクラスで1人ずつ家族の話を発表することになった時。

私のパパは会社にお勤めしながらご飯を作ったり、洗濯もしてくれます。ママはずっとお家にいます。

同級生 A

なんでパパがご飯つくるんだよー

同級生 B

ママがいるのに変〜

ママはもう亡くなっているのに「まだ家にいる」と現実を受け入れられずに嘘をついている、と心配した担任の先生は父親を呼び出し忠告しました。

担任の先生

娘さん、嘘ついたんですよ。受け入れないと、現実を。負けず嫌いと嘘は、違いますから。

でもシンパパは違和感を覚えます。

ーーーそれは違う。嘘じゃない。おうちには確かにママがいる。いつだって、娘を見守っている。

亡きママの写真たち

上司が取引先の仲介で女性とのお見合いをセッティング

上司

お前だってまだ若い。娘に母親を作ってやる、きっかけはそれでいいじゃないか。仲介人が取引先とか関係ないからな。お盆で亡き妻が帰ってきてるときに背中押してもらえ

ーーーいや、そうは言われても、まだ、気持ちが追いつかない。

ありがたいけど「何か違う」と思ってしまいます。

【相関図ネタバレ】時間をかけて変わりゆく家族のカタチ

映画『ステップ』家族構成と主要人物相関図

後ろめたい気持ちとともに、苦しみを分け合えるパートナーを

妻を亡くした悲しみと時間をかけて向き合っているシンパパと娘は、自分たちなりにゆっくり着実に、現実を受け入れていきます。

そして死産という辛い経験をもつ同僚女性と、次第に恋仲になっていくシンパパだったのですが…

強がる子供ゴコロ、でも居場所を失いたくない

娘にも紹介し、再婚を意識し始めるのですが、娘は女性と会った夜は必ず熱を出し、食事を戻してしまうことが続きました。

精神的な負担を考えてしばらく女性と娘は距離を置くことになります。
しかし同時に、父と娘との間にも見えない壁が…

娘は度々父に向かって試すような言葉を吐くようになりました。

私はおじいちゃんおばあちゃんの家にいって、学校もそっちにする。だって2人の方が新婚っぽいでしょ。

そうして自ら祖父母に電話をかけて、住まわせてほしいと頼んだ娘。

心配した祖父母(シンパパにとっての義父義母)は、父親を呼んで問うと、淡々と他人事のように説明するシンパパの様子をみて、説教。
そして大切な想いを伝えました。

義父

俺は苦しいよ。あの子は俺の孫だし、
血こそ繋がってないが、君は俺の息子だ

義父

設計図なんて何度でも書き直せばいいんだよ。
家族だってリフォームすればいい

それはもう義理の関係をこえた、まさに親父とお袋からのお説教でした。

亡きママの存在を受け入れ、前に進む

嫌がる娘になんとかわかってもらおうと、シンパパは恋仲の女性を初めて自宅に招きました。
3人分の食事が置かれたテーブルに天国のママの写真を加えて、少しずつ、娘と女性との間の壁が溶け始めました。

新しい関係を築きはじめたある日。

ふとした瞬間。

娘はお仏壇のママに目を合わせると、決意したような晴れやかな表情で女性に振り向き、ついに「お母さん」と呼んだのです。

1年前には熱を出すほど嫌がっていた女性ことを…。

大人びた娘と、子供のように泣く“お母さん”の対照的な姿が印象的でした。

てぃーこ

泣いちゃうよねー

お母さんも、お仏壇のママと目を合わせて会釈をしました。
「ありがとうございます」と言っているようでした。

新しいお母さんを受け入れ、4人家族になる

娘が女性のことを「お母さん」と呼んだ日。

授業で描いて以来、ダイニングの壁に飾っていた“天使の輪をつけたママ”とパパの似顔絵の隣には、新たに女性の似顔絵が追加されていました。

そしてママが倒れた時に壁についてしまったペンの線は、娘によって落書きが加えられ、手を繋いで並ぶ4人家族のきれいな色の絵が、加えられていました。

いつのまにか、自然に。

天国のママ、パパ、新しいお母さんの似顔絵

亡き妻の義父家族にも受け入れられ、新しい家族へ

倒れた義父に「彼女を紹介してくれ」と言われたシンパパは、女性を連れて娘と3人で病院へ行きました。
すると義父家族がそろっていて、長年見守ってくれていた義父家族から温かい言葉をもらいます。

「夕べ、亡き娘に会った。ニコニコ笑って、ほんとによかったって」
「ああ、もう大丈夫なんだなあって思えたの、あの子には素敵なお母さんができたんだなって」
「長年連れ添った夫婦みたいだ」

俺の孫と、息子を頼んだぞ。ずっと永らく、幸せに。
亡き娘のぶんまで、生きてくれ

えむ

新しい家族として、認められ、託されたんだね…

てぃーこ

家族のみんなの葛藤と優しさが温かいね

揺らぎながらひとつになる、新しい家族のあり方

実際にはとても難しい気持ちの揺らぎがあり、ひとりひとりに複雑な心境がからみあうステップファミリー。

でもこうしてゆっくり時間をかけてお互いを思いやる気持ちを持つことで、受け入れあえていくのでしょうね。

死別シンパパとの向き合い方
  • 子供の居場所を奪わないように、ゆっくり前進
  • 亡き妻のことも、みんなの心の中で大切に生き続けられるように、新しいパートナーもそのことを理解しましょう
  • 亡き妻の家族も、新しい家族、新しいパートナーを受け入れ、みんなで子供の成長を見守りましょう

えむ

遺族のあり方、亡き元妻家族との関係の築き方について、考えさせられた映画でした。じんわり。泣けます

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