ただの年の差カップルではなくて、シングルファザーだからこその悩みがありそうだね
真剣なお付き合いれあればこそ、これはかなりのハードルであることがわかったよ
年の差シングルファザーとの恋愛で最大の難関は「子供との関係」
今回のアンケート結果では、15歳以上の年の差カップルの組み合わせが20%と、比較的高い結果となりました。これはシングルファザー彼氏に特徴的な傾向と言えるでしょう。
シンパパ彼氏との年齢差

- 5歳以下の年の差カップル:60%
- 15歳以上の年の差カップル:20%
アンケート調査 シンパパ, my Love調べ 2020
子供がいる人=男性の年齢がそこそこ上になるから、当然か
「シングルファザー彼氏との年齢が離れている」ということは、「彼氏の子供との年齢が近くなる」
ですので、
シングルファザー彼氏との「年の差」が大きい場合の一番の悩み
= 彼女である自分と年齢の近い子供との関係性
という結果が多く寄せられました。
また、「実子と連れ子を同じように愛せるか?」「まだ若いのにもったいない」など子供に関わる苦労を心配するご両親も多いようです。

しかし年の差カップルにもいい面・悪い面があるはず!
と体験談もお聞きしました。
自分と同い年の19歳の娘さんと、シンパパ彼氏の自宅で遭遇したのは気まずかったです…。結局自分からお別れしました…
私の場合、シンパパ彼氏の12歳のお子さんは仲良くしてくれていたのですが…、最後は周りの反対に負けました
う〜ん、一筋縄ではいかないねえ…
どのようなお付き合いだったのか、具体的に聞いてみよう
【事例1】出会いの場は異業種交流会。20歳差のシングルファザー

- シンパパ彼氏:46歳
- シンパパ彼女:26歳
- シンパパの子供:22歳長男、17歳次男
- 実母(=元嫁):離婚し別居しているが、次男はよく遊びに行く仲良し
彼との出会いは異業種交流会

出会いは異業種交流会でした。業種、性別、年齢問わずの集まりで、連絡先を交換しました。
「素敵なお店を見つけたんですが、男性ひとりでは行きにくいので付き合ってもらえませんか?」と何度か誘われるようになりお付き合いすることになりました。
シングルファザー彼氏の子供との関係は微妙
お付き合いを始めて2年ほど経った頃のあるデート中のことでした。
彼には県外の大学を卒業して就職した長男がいたのですが、帰省する日を1日間違えてしまい、急遽2人で空港へ迎えに行くことになったのです。それがお子さんとの初対面でした。
私と長男とは歳が近く、次男は多感な年頃だったこと、そして私自身が3姉妹のため男の子との接し方がわからず、難しいことは多々ありました。
元奥さんについても、夫婦関係は終わっていても子供にとっては親なので、何かあれば頼って来られる事もあり、その度にいい気持ちにはなりませんでした。
結婚が難しかった理由は「次男と仲良くなれなかった」

思春期の息子さんと歳の近い息子さん2人と仲良くなれればきっと今頃楽しい家庭を築けていたかもしれない、若いおばあちゃんになっていたかもしれない、と希望を持ったこともありました。
ただ、次男はどうしても私を受け入れてはくれませんでした。
学校や塾帰りに元奥さんの所で食事をして帰る日もあり、新しい母親を迎える気持ちになれなかったのだと思います。目に見える拒絶はありませんでしたが、挨拶程度で交流を深めようという姿勢は見受けられませんでした。
なので、私たちは一時は別れたことにしたこともありました。
長男は社会人で自立もしていたので、父親が寂しい老後を送るくらいならと認めてくれていたのですが、次男とは仲良くなれず、結婚する事はできませんでした。
【事例2】17歳差でミュージシャンのシングルファザー彼氏

- シンパパ彼氏:40歳
- シンパパ彼女:23歳(話し手)
- シンパパの子供:15歳長男
- 実母(=元嫁):離婚し別居しているが、近所に住んでいるため長男は毎日会いに行く仲
独身時代の彼とライブの楽屋で出会った

最初の出会いは、ミュージシャンである彼のライブを観たことでした。私はなぜか彼ばかりが気になって、全然面識もなかったのですが、楽屋に挨拶に行きました。
その後ご縁があり一緒に仕事をしたのですが、彼のバンドにサプライズを行ったことを凄く喜んでくれ、それをきっかけに連絡先を交換し、お付き合いすることになりました。
自然消滅後、彼は家族を持った
しかし一度付き合ったものの自然消滅してしまい、その半年後に彼は結婚して、お子さんが生まれました。
ライブの現場では会うことが多かったので仲の良い友だちとしての付き合いは続いていましたが、ある日奥さんとお子さんが楽屋に来た時は「これが彼の家族なんだ」と胸が痛み、現実を強く実感したものです。彼のお子さんが8歳か9歳の頃でした。

シングルファザーになった彼と付き合うも、玉砕
その後お子さんが13歳の時に彼が離婚し、シングルファーザーになって改めて付き合うことになりました。
私は彼と本当に結婚をしたい気持ちがあったので「将来は一緒にいたい」と伝えたところ「今は離婚直後だから再婚は一切考えていない。慰謝料とかも大変だったし何より息子が大事。今後俺は息子のために生きていく」と言われ「玉砕したな」ととても辛い日々でした。
お子さんは離婚についてもきちんと理解をしていますが、お母さん(元妻)が近すぎるせいか普通に「お母さんが、お母さんが…」と話してくるので、正直入り込む余地がなく、いつも寂しく感じてしまいます。彼もそのへん気を使わないので、元妻を下の名前で呼んで話をしてくるので辛いときもあります。
結婚が難しかった理由は、彼が「再婚を考えられない」

彼は離婚して4年近く経っても、「別の女性と一緒になる、籍を入れる」という気持ちにはならないようで、私から何度か「結婚したいな」とか「一緒にいたいな」と遠くからアプローチしているのですが、そのことに関してはスルーされたり「今は考えられない」とはぐらかされ続けています。
私自身「もう彼とは結婚には至らないだろう」と諦めながら、一緒にいます。
シングルファザーのみなさんへメッセージ
お子さんの事があるから結婚(再婚)に踏み切れないという事も多々あると思いますが、その時はその気持ちを相手の女性にはっきり伝えることも必要だと思います。
どちらか分からないようにごまかし続けてお付き合いされると不満が爆発する女性もいると思うので、最初に宣言されたほうが後々トラブルになりにくい恋愛ケースもあるなと思います。
【事例3】17歳差のシングルファザー彼氏、自分と同い年の娘がいた…

- シンパパ彼氏:36歳
- シンパパ彼女:19歳(話し手)
- シンパパの子供:19歳長女
- 実母(=元嫁):離婚し別居しているが、シンパパとは子供のことで普通に連絡を取り合う仲
飲み屋で知り合ったワイルドな彼

私たちは飲み屋で知り合い、その日に連絡先を交換しました。彼は見た目がとてもワイルドで男らしく、私のタイプというのもあり、私からその日のうちに連絡しました。
それからご飯に何回か行き、お互いのことを知っていくうちにおつきあいに発展しました。
子供はいないと言っていたのに…
彼は「バツイチだけど、子供はいない」とずっと言っていたので、私はそれを信じていたのですが…
ある日、彼の家に泊まる約束をしていたので、私はまったりと過ごしていました。すると、私と同い年くらいの女性が家に入ってきたのです。

私は不審者かと思い、お風呂に入っている彼に急いで報告すると、慌てたような様子で「実は‥」と子供がいることを打ち明けたのです。
こんな嘘つく人なんだ…とショックを受け、私は別れを決心しました。
付き合ってから3ヶ月ほど経過した頃でした。
破局の理由は、重大な嘘をつかれて信頼関係が崩れたから
お付き合いしていた頃、彼はとにかく仕事で忙しく、連絡もまめな方ではなかったのですが、私は寂しいながらも理解して気を紛らわせる努力をしていました。
しかし今回の件で、本当は「仕事で忙しい」という時間も嘘だったのかなという不信感がつのり、完全に信用できなくなりました。
年齢問わず、他人の子供の未来を背負う自信がなかった

彼の子供は私と年齢も変わらなかったため、遭遇したあの日はとても気まずかったです。
子供から見たら、自分と同じくらいの年齢の人とお父さんが付き合っていると知ったら軽蔑するだろうなと考えましたし、ちゃんとしたご挨拶もろくにできないまま彼とお別れしたので、私の印象は最悪だったと思います。
ただ仮にお子さんの年齢が私と離れていたとしても、私にはその子の未来まで背負える自信はありませんでした。
シングルファザーとお付き合いしている女性へのメッセージ
愛する人を信じることはとても大切です。しかし、信じすぎたり自分の気持ちを我慢したりしているといつか壊れる時が来ます。
それでもこの人だと思うならその人を離さないでください。お幸せな未来が続きますように。
【まとめ】厳しい現実を受け止め、覚悟を決めて対策を練ろう
年の差カップルであれば特に、男性がリードして自身の子供との間を取り持つべきだと思いますが、あなたに厳しい現実を乗り越える覚悟があるのであれば、ステップファミリーのいい面・悪い面、対策などをしっかり勉強して、彼と協力して乗り越えましょう!
ステップファミリーの勉強をしっかりして、覚悟しよう!

Photo: Bobby Louvre, Pixabay / Jon Tyson, Unsplash / Tajmia Loiacono, Unsplash / press like and star, Pixabay / Daria Shevtsova, Pexels / Cottonbro, Pexels / Andrea Piacquadio, Pexels / Jörg Prieser, Pixabay