２回の流産、NIPT検査して40歳で出産【高齢出産実話】

では、さっそくお願いします！

２回の流産、次に妊娠したらNIPTの検査を決めていた

私は40歳の時に第二子を出産しました。

ですが待望の第二子が産まれるまでに実は2回連続で流産をしていて、２回目の流産は検査を受けたら遺伝子異常という結果でした。

ですので、妊活の時から「もしまた妊娠することができたらNIPTの検査を受けよう」と心に決めていました。

「NIPTで結果が出たらどうするか決めておかなければならない」ということも考えていましたが、「結果を見てから考えが変わる事があるかも知れない…」とも思っていました。

複雑な気持ちではありましたが、ただ、検査を受けることに、迷いはありませんでした。

つわりもひどく、これだけ辛い思いをして耐えているのだから、どうか今回は無事に出産したい。

今回こそ無事に出産できるかどうか、とにかく、早く知りたかったです。祈るような気持ちでした。

NIPTの検査ができる病院を調べまくった

その頃、私はNIPTを受けた人の体験談をインターネットで読み漁っていました。

どこの病院もカウンセリングを受けてから検査をするという大まかな流れは同じで、あとは予約の取り方やカウンセリングのやり方などの差異があるのだと把握していました。

そしていざ妊娠が発覚して、検査が可能な病院をインターネットで調べました。

関東全域で調べましたが、夫は不規則な仕事状況だったので、NIPT実施前に行う夫婦でのカウンセリングを受けるのが難しかったりして、認可された病院ではなかなか予約するのが大変だったため、しかたなく無認可で受けることにしました。

そして、カウンセリングから検査まで1日でできるところがあったので、そこを予約しました。

トータル20万円ほどでした。

→ 最寄りの病院を調べる

インターネットで事前に調べてはいたものの、NIPTについてはあまり情報もなく、他県から受けに行ったのでどんな所でどういったことをするのかほとんどわからずに不安なまま受診をしに行きました。

ひどいつわりがある中での長時間移動でしたので、「とにかく無事に検査を受けられますように」という気持ちと「どうか子供も無事でありますように」という気持ちでいっぱいでした。

NIPTを受けることは悪いことではない

想像と違って驚いたのは、コソコソした雰囲気ではなかったということでした。

当初、私にとってNIPTを受けるということは、かなりセンシティブなことに思っていたので、プライバシーに配慮されているイメージを勝手にもっていたのですが…

実際は待合室に椅子がたくさんあって、人もたくさんいて、子連れで来ている人もいて、意外とオープンな感じでした。

でも、それによって、緊張感や罪悪感のようなネガティブな気持ちはなくなって、「検査を受けることは普通のことなんだな」という感じにリラックスして受け止められたように思います。

待合室では、私はまだつわりがおさまっていないということもあり、ジッと座っていることが辛くて膝をずっとさすって我慢をしていたのですが、それを邪険にされる雰囲気もなかったです。

書類の書き漏れがあったのですが、受付のかたに普通に名前を呼ばれて直しに行ったりして、その時もあまりプライバシーに配慮はされていなくて、良くも悪くも本当に普通の病院と変わらない感じでしたね。

その後に受けたカウンセリングの時も、グループカウンセリングで5組くらいずつまとめて別室に呼ばれて説明を受けました。

グループではありましたが、あとで個別の質問をしたいという夫婦にはきちんと対応もしてくれました。

検査はあっという間でしたが人数が多くて待つ時間が長く、つわりを抑えて参加していたのでつらかったです。

でもその分、検査が終わって建物から出た時に心身共になんとかやりきった清々しさがありました。

NIPTの結果待ちが不安だった

とにかく人数が多くて芋洗い状態でしたので、検査自体には不安はなかったのですが、これだけの人数を検査していたら検体の取り間違いとかはないのかなと不安に思ったのを覚えています。

検査結果は2〜3週間後くらいに自宅宛に郵送されましたが、無事に届いて、検査結果の用紙の名前もあってたので、大丈夫でした。

→ 最短６日！検査結果がメールで届くNIPTはこちら

また、つわりがひどかったので実家に帰省して面倒を見てもらっていたのですが、NIPTを受診しに行くことを私の両親にも説明して、反対されたらどうしようかと少し不安に思ったのですが、特に反対をされることもなく、普通に送り出してくれたので良かったです。

夫も流産での辛い経験を知っていましたし、私の意見を尊重してくれました。

もしNIPTを受けていなかったら…

私はもともと心配性で、NIPTを受けた後でも念のため他院で4Dエコーで診てもらったりして安心して材料を集めるくらいだったので、もしNIPTを受けていなかったら、どれほど不安な気持ちを持ったままだったか…と思います。診察の度に先生に何度も何度も、確認してもらっていたかもしれません。

なので、私のように心配性の妊婦さんには、ぜひNIPTをお勧めしたいです。

NIPT自体は母親の血液検査のみで胎児に安全ですし、なによりNIPTは決して悪いことではなく、既にある事実を早く知ることができるだけのものだからです。

私自身もNIPTの検査結果の封筒を開ける時は不安で時間がかかったので気持ちはよくわかりますが、その時に夫から「もう結果は出てるんだからそこで時間をかけても変わらない」と言われ、それもそうだなと思い中身を見ることができました。

確かに、NIPTを受けても受けなくても事実は同じなのです。

そして「早く知ったほうがケアができる」ということも耳にします。

どうかご夫婦で話し合って納得のできる道を採択されてください。

調べている時間がない方のために、NIPT以外の染色体異常検査との比較やNIPT検査の予約方法などをこちらの記事で紹介していますので、参考にしてみてくださいね。

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