ステップファミリーって身近にあまりいないから、映画で知れるといいな
子連れ再婚を考えてる人にとって参考になると思うよ
はじめましての方、こんにちは。最愛シンパパと恋愛中のえむと申します。プロフィールはこちら
映画を見ながら
- いろんな家族の形があることを知ろう
- 難しいことや幸せを発見しよう
- 自分だったらどうしたいか考えよう
バツイチ子持ち同士の再婚家庭。感情揺さぶる映画『最初の晩餐』
ストーリー展開
父親の通夜振る舞いで出される素朴な家庭料理の数々をきっかけに、家族の思い出が蘇り、それぞれに抱えていた複雑な感情が露呈していく。
古風な父親・母親像が印象的で、日本的な感性に溢れた映画だったよ
『最初の晩餐』家族構成 相関図・キャスト
- 父親:永瀬正敏
- 母親:斉藤由貴
- 母親の連れ子(長男):窪塚洋介、楽駆
- 父親の連れ子(長女):戸田恵梨香、森七菜
- 父親の連れ子(次男):染谷将太、牧純矢、外川燎
思春期の子供たちの揺れる気持ち。ステップファミリーの難しさ
シングルファザー家庭に突如現れた、母親代わりの女性と年上のお兄さん。心の準備もないままに始まった、他人との共同生活。
…それは想像するだけで、気まずい生活です。
血の繋がらない子供たちは、日常の些細なことから喧嘩になったり、モヤモヤしたり、複雑な感情を抱えながらも徐々に仲を深めていきます。
父と母も、父と母なりに子供との距離を縮めるように努力を重ねます。
連れ子との絆が生まれた!ステップファミリーの幸せ
私がこの映画の中で一番好きなシーンは、父親の連れ子である長女と母親が徐々に仲良くなっていくシーン。
魚の骨が喉に刺さることにイラつく娘に対し、母はおまじないがあることをそっと教えるのです。
「ほんとうだね」という娘の目の輝きったら。
それまで娘に嫌われてると感じていたであろう母親の身になると、やっと通じ合えた、信頼してもらえた、と思えることほど嬉しいことはないですよね。
辛いことも多い分、喜びもひとしおだね
長女の子供時代を演じた女優森七菜さんに感服
個人的には、この魚の骨のシーンを演じた長女役の森七菜さんの演技に魅了されました。長女の小学生時代の役柄を違和感なく見ていましたが、撮影時すでに高校生くらいだったとか!
目線や細かい動作ひとつひとつが本当の小学生のように子供らしくて繊細で、見入ってしまいました。
喧嘩してもぶつかっても…寄り添うステップファミリー
もしかすると家族には、「どうしても許せない事」があるかもしれません。
でも、それは時間が癒してくれるのかもしれません。
母親の連れ子である長男と、病に倒れた父親との最期のシーンは、不器用な男たちの、言葉にならない想いに溢れていて、泣けました。
私だったら許せるか自信ないけど
家族とは、それぞれに傷を抱えながらも、寄り添いあいながら生きていくものなのかもしれませんよね。
それは子連れ同士の再婚家庭に限らず、どの家族でも同じ。
思いやりを言葉にしたり、表現することの大切さ、受け取ることの大切さ、などを考えさせられました。
人物像から紐解いたレビューはこちら↓
シングル家庭、ステップファミリーを経て。映画『6才のボクが、大人になるまで。』
ザックリあらすじ
シングルマザー家庭に育つ少年と姉は、母親の子連れ同士再婚で血の繋がらないきょうだいとステップファミリーになって楽しい日々を過ごしたり、継父とのいざこざや実父との心の繋がりを経て立派に成長していく。
シングルマザー家庭に育つ6才の少年が18才になるまでに変化していく母親や父親の存在、家族のあり方、変わること・変わらないことを淡々と描いた映画。
リアルに12年の期間をかけて同一キャストで撮影をして制作されたとのこと。すごいですよね!
監督・脚本は『ビフォアサンライズ』シリーズを手がけたリチャード・リンクエイター監督、父親役にはイーサン・ホークが出演しています。
シングルマザー、子連れ同士再婚、事実婚…離婚後も続く家族の絆
シングルマザーが仕事で自立して昇進していく様子や、子連れ男性との再婚、内縁事実婚など変わりゆく家族の形と、変わらない父親との関係性に心温まります。
スピード出世するくらい知的で努力家でたくましい母親の、弱さが垣間見えたり。
いつまでも少年のように子供っぽくもある父親の、優しさが垣間見えたり。
いいこともあれば、悪いこともある。
傷つくこともあれば、救われることもある。
離婚後も続く、家族の繋がりが見える映画です。
『6才のボクが、大人になるまで。』家族構成 相関図・キャスト
- 実母:パトリシア・アークエット
- ボク:エラー・コルトレーン
- 姉:ローレライ・リンクエイター
- 実父(別居):イーサン・ホーク
ボクが6歳から18歳になるまで、家族は増えたり減ったり形を変えながら家族はそれぞれの人生を歩んでいきます。
最後の実母の気持ちが切なくてね…
子育てした人にはグッと来ちゃいそう
未婚シングルマザーとの恋愛。爆笑映画『Viva!公務員』※ネタバレあり
ザックリあらすじ
公務員をリストラされかけ世界中の僻地に左遷されながらも必死にしがみつくアラフォー男性が、左遷先で出会った多国籍3児を育てる未婚シングルマザーのグローバルな視点とのギャップに驚きながらも変貌を遂げていく。
半分暇つぶしがてら流し見しようと思ったら、思いがけずコミカルで笑える上に、何気に深くていい映画でした。
コロナ禍で鬱々してる時にピッタリ!
笑ってるうちに「…てか、常識ってなんなの?」という深い問いが生まれてくるとは思わなかったです。
『Viva!公務員』の家族構成 相関図・キャスト(※ネタバレあり)
- 母親
- 第一子(アフリカ人男性との子供)
- 第二子(フィリピン人男性との子供)
- 第三子(ノルウェー人男性との子供)
- 第四子(主人公との子供)
フィクションだけどありえそうでもあるw
結婚、シングル親、人種、性別…気にしない生き方
「世界は、広いな。」
それがこの映画の率直な感想です。
常識にとらわれているのは自分自身で、「こうするべき」「こうあるべき」「こうならなければならない」…など、他人と比べたり、正論のようなことを振りかざしたりしていたことに、「本当にそうだろうか?」とはたと気づかされるような映画でした。
本当に本当に大切なものを見つめることができれば、この母親のように寛大で自由に自分たちなりの人生を歩めるようになるのかもしれませんね。
大好きな映画の一つになりました♡
\ こちらで観れます /
世界各国のステップファミリーの実態について話を聞いてみました
参考記事リスト:子連れ再婚家庭・ステップファミリー映画を見よう!
映画や本で疑似体験をすると、今まで気づけなかったような新しい視点・自分とは違う立場の視点で世界を知ることができますよね。
シングルファザーとおつきあいしている人や、シングル親として再婚を考えている人は、ぜひ、こうした映画から将来を考えてみるのもいいのではないでしょうか?
また、本格的にステップファミリーについて学びたい方は、こちらの書籍もオススメです♪
当ブログで度々引用させていただいている『ステップファミリーのきほんをまなぶ』。ステップファミリーの人はもちろん、これからステップファミリーなるかもしれない人にとっても有益な学びが満載!絶対に読んでほしい一冊。オススメです。
ステファ目指すなら勉強しないとね♡
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