世の中にはいろいろな人がいるよね
障害者の私が、結婚相談所で婚活しようと思った理由
私は、体が不自由なため、年頃の年齢になっても、なかなか、良いお相手が見つかりませんでした。
学生時代には、とてもおとなしい性格だったので、男子と話をしたことが１年に３回ぐらいしかなかったほどで、
結婚相談所に入会する前は、異性とデートをしたことが、正直、ありませんでした。
結婚相談所に入会する以前、他でお見合いしお付き合いをすることがあったのですが、体に障害があるということで、結婚を断られた事が何回もありました。
それでも、いつか、結婚したいという強い気持ちが私にはありました。
そんな時、私と同じように体の不自由な友達が、結婚相談所で知り合った男性と結婚したのです。
結婚した後も、すごく幸せそうでした。
それで私も、思い切って結婚相談所を利用してみようと思い、入会しました。
仲人に助けられた、人見知りシングルファザーとのお見合い
家事が苦手で子供とのことも不安だったお見合い前
シングルファーザーとお見合いする前は、「大丈夫かな」という不安がありました。
というのも、シングルファーザーの方は、当然、子供さんがいらっしゃるので、その子供さんの母親に私がなることになると思うと、交際相手の男性の子供さんとうまくやれるかというのが、私の中で、課題のように感じました。
その点が一番不安だったところです。
それと私は、どちらかと言うと、炊事、洗濯、掃除などがあまり得意ではないので、お母さんになれる自信があまりありませんでした。
なので、お見合いする前は、ワクワク感よりも、不安の方が強かったです。
人見知りのシングルファザーで苦労したお見合い
仲人の方の立会いのもと、シングルファーザーの方とお見合いをしました。
初めてその男性を見た印象はとても背の高い人だなということと、優しそうな雰囲気で、少し髪の毛が薄いなと言う印象を持ちました。
仲人の方がお互いの趣味や思考などを話して下さいましたので、なんとなく気持ちが和みました。
彼はちょっと人見知りな人のようで、私が色々話しかける必要があり少し疲れましたが、性格のいい人かなという感じを持ちました。
サロンでのお見合いの後で、私とその男性は、サロンの外に出て、喫茶店へ行き、話の続きをしました。
2人きりでの話は、少し緊張しましたが、なんとか話が進んでいきました。
お仕事の話や、休みの日、何をされているか？それから、大切な子供さんのことについても、私が尋ねたら、男性は話してくださいました。
子供さんは野球を頑張っていると、嬉しそうに話されていたのがとても印象に残っています。
楽しかったシングルファザーとの恋愛
印象的だったデート
ワイナリーに出かけたデートは、とても印象に残っています。
私が住んでいる県にあるワイナリーに、シングルファーザーの男性とドライブで二人で行きました。
私の家の最寄りのバス停で待ち合わせをし、彼の車に乗り込みました。
車で2時間30分ぐらい走ったところにそのワイナリーはありました。
デートの日が日曜日だった為に、その日は大勢の人でごった返していました。
中に入るとまずワインの試飲をしました。
そして私の好きな白ワインをお土産に一本買うことにしました。
彼は優しくて、そのワインを持ってくれました。
ワインを買った後は外のテラスに座り、自動販売機で買った缶コーヒーとソフトクリームを食べながら話をしました。
話はやはり息子さんのことが主でした。
野球を頑張っている息子さんにグローブを買ってあげたと嬉しそうに話されていたのが強く印象に残っています。
その時間は私にとっても、とても楽しい時間でした。
子供との関係性をどのように築いたか
シングルファーザーのお相手のお子さんとは、2回、お会いしました。
12歳という難しい年齢で、私は、そのお子さんに、どう声をかけていいのか、初めはとても迷ったし、緊張しました。
でも、「こんにちは」と私が声をかけると、「こんにちは」と笑顔で返してくれて、とても良い印象を持ちました。
「野球頑張ってるんだね」と私が言うと、「はい」と照れくさそうに笑い、お子さんの方も緊張しているんだなというのが伝わってきました。
パパにプレゼントでもらったグローブを私に嬉しそうに見せてくれて、それから、なんとなく、打ち解けて、普通に話ができるようになりました。
シングルファザーに出会い、湧き上がった尊敬の気持ち
私は、シングルファザーの方と出会って、お見合いし、交際したことで、シングルファーザーの方を尊敬するようになりました。
お見合いする前と言うか、そのシングルファーザーの方と出会う前は、お子さんを持ってる男性とは、結婚は無理だなという思いが強かったのです。
でも、シングルファーザーの方と出会って、お見合いをし、交際するようになってからは、私の中のそういった不安が徐々になくなっていくのを感じました。
シングルファーザーの方って、仕事をして子育てをして、毎日、とても大変そうなのに、それを笑顔でこなしているので、とても素晴らしいなと尊敬する気持ちが芽生えました。
子供さんのために、毎朝、お弁当を作ったり、家事をしたりしながら、お仕事をされているというのは、とてもすごいことだと思うのですが、それを毎日されているということに、人間として、尊敬の念を抱くようになりました。
シングルファーザーの男性は、苦労されているので、未婚の男性よりも、優しさがあるように感じます。
これからシングルファーザーの方とお見合いする機会がある女性は、いい人がたくさんいるので、心をフラットにして、お話してみてください。
結婚相談所で出会った別の男性からのプロポーズ
結婚相談所を利用してよかったと思うのは、多くの人とお見合いできたことです。
入会してからは、10人ぐらいの男性とお見合いし、お話ししたり、実際に交際まで発展し、デートしたりと結構、楽しい時間を過ごせたことが、私にとって、とても良かったです。
印象に残っている男性は、プロポーズをしてくれた方です。彼は私より5つ年上で、とても優しい人でした。
出会った時期はちょうど4月ぐらいで、桜を見ながらのお花見デートは忘れることができません。
その男性とは、両親の挨拶まで済ませたのですが、結婚後の生活についての価値観が合わなくて、婚約解消となりました。
ですけど、その男性に会えたことで、私でも、結婚しようと思ってくれる男性がいるのだなと、女としての自信を持つことができてとても嬉しかったです。
障害は関係ない！結婚したいと思ってくれる男性には出会える
ご友人が結婚相談所で出会った旦那さまと幸せな結婚生活を過ごしていることに、背中を押されて婚活を始めたというまなさん。
シングルファザーの男性とは最終的に結婚とはならなかったようですが、婚活でのたくさんの出会いと経験を通じて、女としての自信や幸せへの前向きな気持ちがますます高まったようですね。
障害があるから幸せになれないということはありません。
素敵なご縁が見つかるといいですね♡
生涯のパートナーはそう簡単には見つからないものなのかも
だからこそ、見つかったら手放してはダメだね！
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